おさんぽで、首がしまることは、もうない。
自ら手織りした布を用い、わんちゃんの心と体に負担をかけにくい形のハーネスをオーダーメイドで製作しています。 のんびりゆったりおさんぽできる3mリードもおすすめです。

8月布整経後


8月の布の整経後の写真です!



デザイン画で見るのとはまた違った雰囲気ですね。
というか、紫ではなく緑ですね!(笑)
機にかけると糸が広がるので、さらに違った色合いに見えてくると思います。


織りで、絣(かすり)の技法を使わずグラデーションをつくる場合、いくつか方法があります。
工夫次第でさまざまなバリエーションができますが、単純に分けると、
(1)糸の色を順に変える
(2)色の境目で糸の本数を変える
(3)ゾーンごとに糸の割合を変える
(4)糸の幅を変える
あたりに収まると思います。

(1)は、たとえば
赤→オレンジ→黄色→黄緑→緑
というように、色じたいをグラデーションになるように段階的に並べていく方法です。
境目はくっきり分かれていても、色味が少しずつ変わっていくように配置すれば立派にグラデーションになります。

(2)は「わかば」で使った方法です。
Aの色とBの色の境目を、たとえば
A3本→B1本→A2本→B2本→A1本→B3本
というように、Aがだんだん減って、Bがだんだん増えていくようにするのです。
こうすると色の境目がきっぱり分かれず、ぼやけた感じでAからBへ色を変えることができます。
AとBの色が近いものでなくてもグラデーションの効果を出せますが、あまりに色に差がある場合は、3本→2本…という少ない本数ではなく、10本→9本…というように糸を変えていく数を大きくしていくか、(3)の方法を用いた方がきれいにいくと思います。

(3)は、Yarn Yawn の布ではまだ実例がないですが、
aゾーン、bゾーン、というようにゾーンで考えて、
aにはA色を100%、bにはA色を50%、B色を50%、cにはB色を100%
というように、ゾーン内の色の割合を変えていく方法です。
上の例はとても単純ですが、2色以上の色を用いて複雑な色の変化を作りだすことができます。
2色を用いた場合も、割合をもっと細かく変えることで、(2)よりもさりげない色の変化を表現することが可能です。
実は次の布あたり、この方法を用いた布を製作しようかな~と思っています。

(4)は、8月の布で採用した方法です。
上の写真ではよく分かりませんが、糸を並べる本数を、
A1本→B1本→A2本→B1本→A3本…
というように順に増やしていきます。
そうするとAがだんだん増えていくように見えるのです。
AからBへのグラデーションというより、A単独のグラデーション(というのか?)に見えることが多いです。
この場合も、パターンの並べ方を工夫することで、AからBへのグラデーションを作ることもできます。
たとえば、
A3本→C1本→A2本→C1本→A1本→C1本→B1本→C1本→B2本→C1本→B3本…
というような感じです。
とはいえ、こう言われてもイメージが湧きにくいと思います。
是非8月の布の完成をお待ちくださいね♪

ちなみに「絣(かすり)」というのは、2色以上に糸を染め分ける技法です。
染めない部分を強く結ぶことで、染料の浸透を防ぐのです。
細かく結んでいけば複雑な模様を描くこともできますし、大きく2色にだけ染め分けたい場合は結ばずに染めたい部分だけを染料につけたりすることもあります。
結び方をゆるくして若干の浸透を許したり、段階的に色を変えて染めることで、1本の糸の中にグラデーションをつくることができます(デザインの意図によってはグラデーションにせず、きっぱり色を分ける場合もあります)。
工房に染め場を設置できたら絣もやりたいという野望がありますので、そのときがきたら詳しく解説いたします♪


さて、明日は11:00~19:00 オープンいたします。
金曜日ですが、わん連れはいたしませんので、事前のご連絡なくお越しいただいても大丈夫です!

なお、明日にはパピヨンちゃんハーネスのお直しが終了する見込みです。
明日のブログ記事は写真が盛りだくさんになる予定です!
どうぞお楽しみに♪



手織り 手作り オーダーメイド 犬にやさしいハーネスのお店 Yarn Yawn (ヤーン ヨーン)
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