おさんぽで、首がしまることは、もうない。
自ら手織りした布を用い、わんちゃんの心と体に負担をかけにくい形のハーネスをオーダーメイドで製作しています。 のんびりゆったりおさんぽできる3mリードもおすすめです。

機おろし

織り終わった布を機からおろしました。

機かけのときは赤ちゃん糸の扱いづらさに先が不安になりましたが、我ながらきれいな織りあがりです。

まず、後ろの結び目を切りはなします。
満足感とともに、なんとなくさびしくなる瞬間です。



手前に伸ばしたところ。


長さを測りつつ巻き取っていきます。

最後まで巻き終わりました。


手前の結び目もカットします。

これで機おろしは終了です。

今回の生地の長さは4.2mでした。
両端のカットした糸の長さを測ると、手前は23cm、奥は36cmでした。
カット部分から有効生地までの長さ(テープを入れたりしたところを除く)は、手前15cm、奥10cmです。
機かけの段階で、整経時の両端の輪っかになっているところを少し切って糸をバラバラにしているので、23+36+10+15+αで100cmロスしたと考えます。
整経長5.5m-1m=4.5mなので、4.2/4.5で、織縮率は約93%です。
今後同じ経糸・緯糸を使って同じ織密度で製織する際は、必要な生地の長さ÷93×100+100cmで整経することになります。

次にアイロンかけを行います。


緯糸がまっすぐになるように、軽くひっぱりながらアイロンをかけていきます。
だいたいはまっすぐなのですが、どうしても耳の部分(両端)は機の奥にむかって曲がりがちです。
ほこりや糸くずを取ったり、杼で経糸をすくいきれず傷になっていたりしないか、確認しながらの作業です。


今回は一か所糸を落としていましたが、最後の織りづらい部分、しかもハーネスにするときは断ち落としてしまうような端っこだったので、まぁよしとしました。

アイロンかけ終了。
これで織り関係の一連の仕事はおしまいです。


使った経糸と緯糸。
経糸は奥の結び目部分、緯糸は管に巻いたものの余りです。


生地のアップ。


写真の明るさ自体違うので微妙なところですが、実際の生地は糸とは色味が違って見えると思います。
これが織色というもので、経糸と緯糸が重なって生地独特の色になります。
経縞のデザインがきれいに決まったときなど、色や雰囲気が変わってしまうため、正直、緯糸を入れるのが嫌になるときもあります。
緯糸がほとんど表に出ないように織る方法もあるにはあるのですが、この織色こそが織生地の美しさだとも思うので、今後もあえて緯糸を見せていきたいと思います。

今回の緯糸の1パターンは計66本、生地上で約5.5cmでした。
1cmに12本入っている計算です。
経糸は1cmに16本入れているので、経糸と緯糸の生地上の比率は4:3ということになります。
経糸の色4に対し緯糸の色が3で混ざることが分かりましたので、次回以降はデザインの段階である程度正確に織色を予測することが可能です。

最後に、右側の試織部分を切り離しました。

ここでチワワ君のハーネスを作ってみて、改良点などを探りたいと思います。

この布の名前は「わかば」にしました。
織っている途中に思い浮かんだ別の名前もあったのですが、見せた妹(しめじ先生ではない)が最初に「わかば」と言ったことで、デザイン段階でのイメージがまさにそれだったこともあり、決定しました。
ちなみに、しめじ先生の案は「若竹」でした。それも素敵だよね。

さて、しばらくは織以外の仕事を行いますが、次は黄色いデザイン2の布が待っています。
今回撮らなかった工程の写真なども入れつつ、またご紹介していくつもりです!


手織り 手作り オーダーメイド 犬にやさしいハーネスのお店 Yarn Yawn (ヤーン ヨーン)
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