おさんぽで、首がしまることは、もうない。
自ら手織りした布を用い、わんちゃんの心と体に負担をかけにくい形のハーネスをオーダーメイドで製作しています。 のんびりゆったりおさんぽできる3mリードもおすすめです。

綜絖&筬通し

前回に引き続き、機かけを行ないました。
機かけは今日で完了、次からいよいよ織りはじめられます!

まずは綜絖通し(そうこうどおし)からです。

綜絖は、機の足の部分と繋がっていて、足を踏んだ時に上がったり下がったりします。
綜絖への糸の通し方と、綜絖と足の繋ぎ方で、織の組織を変えることができます。


今回はシンプルに平織(ひらおり)です。

綜絖を奥から1,2,3,4としたときに、糸を右から1,3,2,4,1,3,2,4…と通し、綜絖の1,2を右側の足、3,4を左側の足に繋ぎました。
右側の2本の足を同時に踏むと1,2に通した糸が下がり、左側の2本の足を踏むと3,4の糸が下がります。

これを繰り返すことにより、経糸の間に互い違いに緯糸を入れることができるのです。


左前から見たところ。



真横から見るとこんな感じです。



綜絖が通し終わったら、次は筬通し(おさどおし)です。

前回やった仮筬通し(かりおさどおし)と区別するために本筬通し(ほんおさどおし)ということもありますが、通常、筬通しといえば本筬通しのことを指します。
仮筬通しは機に経糸を巻き取る際の幅出しのために行うので、巻き取り終わったら外してしまいます。
本筬通しで使用する筬は、実際に布を織るときに、緯糸をパンパン!と押さえる役目を果たします。

どんな筬にどのように糸を通すかで、経糸の織密度(おりみつど)が決まります。
密度が低ければ薄い布、高ければ厚い布になりますし、緯糸が見える率も変わってきます。
糸の種類・布の用途によって最適な織密度を選択します。
織密度はデザインの段階で決定しておき、それに沿って整経本数を決めていきます。

今回は、1㎝に16本の経糸を通すことにしました。
わたしの持っている筬にセンチ8(8羽/㎝)のものがありますので、1羽に2本の糸を通していきます。
ちなみに、羽(わ)というのは筬の隙間を数える単位です。

綜絖通しがきちんとできていれば、筬通しはそれほど大変な作業ではありません。
わたしは右利きなので、右端から2本ずつ筬に糸を通していきます。
耳(布の端っこ)はしっかりさせたいので、両端だけ3本の糸を入れています。


通し終わったところ。



今度は機の前の部分に糸を結びつけます。
糸が均一に張るように気をつけながら結びます。

先日うしろに結んだときとちょうど逆ですね。


結び終わったら足を踏んでみて、問題なく経糸が開口するか調べます。
どこかで詰まったり、引っかかったりすることがあれば、原因を見つけて修正します。

恥ずかしながら今回は1か所失敗があり、その部分だけ綜絖通しからやり直しました。
修正には根気がいりますが、落ち着いて対処すればいくらでもやり直しがきくのが織のよいところです。
極端な話、織りあがった布でも、ほどいていけば糸に戻すことができます。
わたしにとっての織の魅力です。

問題なく開口することを確かめたら、経糸を整えるために太めのテープを通します。
前の棒に経糸を結んでいるので、最初は糸が結び目ごとに逆三角になっているのですが、それをまっすぐにしていくのです。
何本かテープを通したあと、太めの糸をさらに何回か通します。

そうするとこんな感じになります。


これでいつでも織れる状態です!やったー!!


すぐに緯糸を入れたいところですが、やり直しに時間をとられて夜遅くなってしまったので、ここで終了。
土日は織をしないお約束を大家さんとしているので、続きは月曜日に行います。
それまでは糸をゆるめ、ホコリよけの布をかけて待っていてもらいます。



この布は、プー時代にインドで買ったシルクの手織り布です。
お姫さまの布だ…!と思って即買いしたお気に入りなのですが、これまでは使うあてがありませんでした。
わたしが被ってもお姫さまにならないしねー。
ホコリよけではお姫さまの布に申し訳ないですが、サイズもぴったりですし、振り向くと目に入ってくるのでなんだか嬉しいです。



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